【戸田市の政策シンクタンク、財政シミュレーションを視察調査しました】

【戸田市の政策シンクタンク、財政シミュレーションを視察調査しました】

7/6は戸田市にて政策シンクタンク、そして財政シミュレーションについて視察させて頂きました。

これからの少子化、超高齢社会への対応と市民満足度の高い市政運営実現のため、市全体の政策形成力をさらに向上させる必要があります。政策形成の場、職員の研修の場、民間・他市との連携のためのプラットフォームとして、新座市でも自治体シンクタンクを設立すべきと考えております。自治体シンクタンク設立については6月議会で提案をしたところです。

戸田市政策研究所は埼玉県初の自治体内部設置型シンクタンクとして、平成20年度に設置されました。設置目的は、進展する地方分権に対応するとともに、市全体の政策形成力を向上させることにより、戸田市の持続的な発展と市民満足度の高い市政運営の展開を図ることです。

市独自での研究以外にも大学など外部機関との共同調査研究にも積極的に取り組まれ、様々な成果をあげておられます。

当日は戸田市政策研究所の梶山副所長から2時間半もお時間を頂き、様々ご説明を頂きました。たくさんの質問に丁寧にお答えいただいた梶山副所長にはこの場を借りてお礼を申し上げます。

現状がどうなっているのか、外部環境がどのように変化していくのか、その中で戸田市が未来に向けてどのような取組をすべきなのか。競争優位性がどこになるのか。これらについて定量的に把握をし、戦略的に、具体的に取組をされていることに感銘を受けました。

また、戸田市政策研究所では様々な研究事業と並行して特に若手職員の育成に努めています。研究事業を進めるプロセスの中で若手職員が磨かれていくのと同時に、若手職員による大学での講義や、若手が地方行政の授業を行ったり、プラチナ構想ネットワーク、日本都市センターに研究員として出向されるなどの取組も行われています。

「人は石垣、人は城、人は堀」、「事業は人なり」という言葉があります。
新座市でも新座市の実情に合った形での自治体シンクタンクを立ち上げることができればと考えております。引き続き取り組んでいきます。

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