【埼玉県防災航空センターの視察・大変有意義な視察でした】
【埼玉県防災航空センターの視察・大変有意義な視察でした】
1月19日は消防団の視察研修に消防団員として出席しました。
視察先は埼玉県防災航空センターです。
防災航空隊は平成3年1月に発足、県、市町村、本田航空(民間)が三者一体となって運営しています。
山林火災での消火活動、大雪、豪雨などでの救助活動、山岳救助、救急患者の搬送などの活動以外にも大規模災害時の情報収集や災害時応援協定に基づく他県への応援活動も行っています。
年によって違いますが、年間100件前後出場しているとのことです。
昨年の8月30日に発生した大雨では、増水の影響で柳瀬川に取り残された方が発生しました。その方の救助でも防災航空隊の方々が活躍されました。
初めはボートでの救助を行われたそうですが、ボートは激しい流れに阻まれ、上空からの救助となったそうです。しかしながら、高圧線があり、気象も安定していないという困難な状況、そしてマスコミのヘリもすぐ近くに飛んでいるという大きなプレッシャーの中での救出作業だったとのことです。現地での映像を見せて頂きながら、副隊長からご説明を頂きました。
余談ですが、副隊長は新座市出身、在住の方で私の小学校の一つ上の先輩でした。
その後は資器材のご説明、実際の防災ヘリでのデモンストレーションを拝見しました。
大きな危険の伴う救助方法だが、この方法しかないという状況で活動している。という言葉が印象的でした。
大変勉強になりました!