【医療機関へのさらなる支援を・子供たちの未来を切り開くためEdTechの推進を】

【医療機関へのさらなる支援を・子供たちの未来を切り開くためEdTechの推進を】

◆医療機関へのさらなる支援を!

 新型コロナウイルスに感染した患者を受け入れている全国の病院の約8割が赤字となり、一部の病院では、閉鎖を検討しているとの報道がありました。また、新型コロナ患者の受け入れをしていない医療機関でも経営が悪化しているケースが増えています。実際に医療機関の方からその窮状についてもお聞きしています 。早急な支援が必要と考えます。
そこで会派として意見をまとめ、議会の窓口を通して議会としての要望として以下の項目を執行部側に伝えました。

新型コロナウイルスの影響により経営環境が厳しい医療機関には、感染者・ 感染疑い者の受け入れに関わらず、県が支援しコロナ後への対応を進めること。

併せて以下についても要望しました。

保育所や幼稚園等において職員・園児・保護者に新型コロナウイルス感染症 が発生した際、保育所や幼稚園等に施設消毒の支援・補助 (財政補助や消毒用 資器材の支援等)をすること。

また、わが会派の岡村ゆり子議員も一般質問で新型コロナ対策の質問を中小企業への支援、医療機関への支援といった観点からも質問をする予定です。

引き続き新型コロナウイルス対策に取り組んでいきます。

◆子供たちの未来を切り開くためEdTechの推進を!

6月9日に文教委員会が開催され、高田教育長の所信表明が行われました。

高田教育長は埼玉県で生まれ育ち、県立学校など教育の現場で、そして県の教育局のスタッフとして働いてきた方です。また私の母校である浦和西高校の教頭も務められたとのことです。

私からはこれからの時代を生きる子供たちのためにICT教育を進めていくことについてお聞きしました。

以下、私が文教委員会で発言した要旨です。

ICT教育や、Edtechの推進について伺いたい。先ほど、オンライン授業の可能性を感じているといった話や、今が大きな転換期と感じているということで、私も同意見である。また、所信表明にもあったが、AI・IoTの話の中で10年先を想像できない不透明な時代であっても、たくましく生きぬく力をつけて欲しいという話もあった。その中でも、Edtechをどう活用していくかということが重要であると考える。 AI・IoTが当たり前になっていく時代を生き抜くためには、子供たちがそれを活用する力がなければならない。「情報活用能力」というのは、新学習指導要領にも「言語能力」同様に学習の基盤となる資質・能力と位置付けられている。

これからギフテッド、障がい者、不登校の方などの個別最適化にもさらに取り組んでいかなければならない。そういった中でもICTは有用・有効なもの、必須なものと考えている。 先ほども、オンライン授業や県立高校の再編の話の中でICTを活用するという話があったが、そういった個別の中で出てくるものもそうだが、ICT活用というものを総合的に県としてどのように進めていくのか、ICT時代をどのように作っていくのかが非常に重要であり、そのためにも埼玉県の教育の中で、小学校・中学校もベクトルを揃えて取り組んでいく必要があると考えている。そのためには、明確にEdtechやICTの活用を推進していくというビジョンを教育長が示していくべきだと思っている。 また、オンライン授業について、長けた職員もいるので、そういった方々により推進していくという話があったが、一部の方に限って推進していくのではなく、教員の方々が必死になってICTの議論を進め、全体を底上げし、担う人材を育成していくことが非常に重要であると思うが、教育長の思い・決意を伺う。

教育長からはおおむね前向きな意欲的な回答がありました。

これらについてさらに具体化させていくべく、引き続き取組を進めていきます。

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