【県庁舎建て替えの勉強!】

【県庁舎建て替えの勉強!】
県庁舎の建て替えの勉強のため、岐阜県庁と愛知県庁を視察しました。
大野知事の公約の中にも県庁舎建て替えの検討について言及されています。

岐阜県庁ですが、庁舎を建て替え、本年から供用を開始しています。
旧庁舎は老朽化、狭隘化、耐震性の問題があり、さらに危機管理対応もできる庁舎をとH26に内部で議論を始め、H28に基本構想を作成、バリアフリーなどについて専門家からヒアリングしたり、自治会や地域での説明を24回実施、様々な意見を聞きながら建設を進めたとのことです。また、建築家の隈研吾氏がデザインアドバイザーとして外観、内装などの指導を行われました。県産木材、和紙、焼き物を使った岐阜らしい内外装となっています。

愛知県庁は長寿命化を行って現在の庁舎を使い続ける選択をしました。愛知県庁舎は帝冠様式という建築様式で、鉄筋コンクリートの洋風建築に和風の屋根の外観です。国の重要文化財に指定されています。
夏の暑さ、冬の寒さ、セキュリティ面など職員の執務環境としては課題がありますが、県民だけでなく、職員の方々も愛着を感じている庁舎であるとのことでした。

岐阜県、愛知県の事例も参考にして埼玉県庁舎の建て替えについて引き続き検討してまいります。

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